自分の引き出し [date:2004.07.09] Ver. 1.0

「自分の引き出し」はクリップボード収納ツールです。
任意の文字列ならびにファイルのパス情報などを引き出しに物をしまう感覚で記録保存することができます。 Windowsのデスクトップ上にいつも置いておける情報の収納箱です。
ちょっと忘れてしまいそうな言葉、突然ひらめいたアイデア、文章入力で何度も引用しそうなフレーズ、などなど。テキスト情報なら何でも収納できるので使い方次第で用途は無限大です。

以前に公開していた「引き出し Lite」「引き出し Pro」の統合版です。これまで「引き出し Pro」は有償でしたが、より機能をアップして今回は完全フリーウェアとして公開しました。

主な機能・特徴
・引き出し1つに収納できる情報は20件までです。
・引き出しの数は最大100個です。縦横の組み合わせ(配列)は自由です。
・各引き出しに個別の名前を自由につけられます。
・引き出しの絵を自由に変更できます。閉じた絵と開いた絵を用意して下さい。
・引き出しの絵柄は大きさが縦も横も自由に作成できます。
・引き出しの中身(データ)は暗号化されて保存されます。
・他人に見られないように、起動時のパスワードを設定できます。
・全引き出しの内容を一覧表示できます。


【使用手順について】:
まずは”引き出し”の図柄を決めましょう。
引き出しを閉じた時の絵と開いた時の絵を用意して下さい。ここで注意したいのはこの2枚を必ず同じ大きさにしなくてはいけません。 サンプルとして付属している画像を参考にしてください。付属の画像ではごく普通の引き出しを例としていますが、応用例としてまったく引き出しとは違う利用方法も考えられます。データの登録方法やその他の詳細な使い方については同梱のヘルプファイルをご覧下さい。

♦応用例 [1]:座席表を兼ねた住所録または個人メモとして活用する例
       ・引き出しの名前を人名にすればマウスをかざすだけで誰の席か簡単にわかります。

閉じた時の絵を
机とイスの絵
(150x150px,JPEG)


として、
開いた時の絵を
イスを引いた絵
(150x150px,JPEG)

とすると、
環境設定で5×7と
指定しました。
教室を上から見た
絵になります。
席順や簡単な個人情報など、
学校のクラスの情報管理に。

♦応用例 [2]:音楽ファイル(WAVE,mp3,WMA等)をジャンル別にパスで管理する例
       ・内容をファイルパスで保存すればダブルクリックするだけで音楽を演奏できます。
       ・ファイルパスはエクスプローラからドラッグするだけで簡単に登録できます。
       ・この場合は音楽ファイルですが、画像ファイルでもその他のファイルでも同様に使えます。

閉じた時の絵を
CDプレイヤーの絵
(290x70px,JPEG)

として、
開いた時の絵を
CDをイジェクトした絵
(290x70px,JPEG)

とすると、
環境設定で1×8と
指定しました。
CDチェンジャーの
ような絵になります。
音楽ファイルや効果音など、
ファイルの整理に。

その他にもいくつかの応用例をヘルプファイルに載せていますのでぜひご覧下さい。

閉じた絵と開いた絵の切り替えだけという単純な仕組みですが、アイデア次第ではいろいろと面白く使えると思います。 何か良い使い方が見つかりましたらメールでもいただけると作者としては嬉しいです。